経歴
学生時代 | 土木を専攻し、土質工学研究室に在籍。 |
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2002年4月 | 道路メンテナンス部門の神戸事業所に配属。阪神高速道路のメンテナンスを担当。 主に現場管理を担当し、日々作業員とコミュニケーションを取りながら業務を行う。 |
2011年4月 | 仙台事業所へ転勤。国道のメンテナンスを担当。 事業所での書類作成など、メンテナンスを行う上で基盤となる業務を担当。 |
2020年4月 | 十和田事業所へ転勤。東北自動車道のメンテナンスを担当。翌年、事業所長となり事業所全体の運営を行うようになる。 現在は事業所員一丸となって無事故無災害を目標に日々の作業に取り組む。 |
就活について
- 就活当時の企業選びの軸
- 土木工学科に所属していたので、土木や建築関係の企業を中心に就職先を探していました。
- スバル興業を選んだ理由
- スバル興業はインフラを支える道路メンテナンスが主力事業だったので、大学で学んだことを活かせると思いエントリーしました。
- 会社の現在の印象は?
- 「とりあえずやってみないと」という考え方の会社だと思います。
大学で学んだ知識を現場で活かすには、座学だけでは不十分で、現場で実践してみないと分からないということが多いと感じます。現在の道路関連事業本部長が神戸事業所時代の上司であり、当時から「現場を自分の目で見る」ということを指導されました。それを意識し仕事に取り組んだところ、業務をスムーズに遂行できるようになりました。「現場のことはあんまり分からないんで。」という姿勢では、作業員とのコミュニケーションもうまく取れなくなってしまうと思います。現場に赴く業務が中心だった神戸事業所での約10年間は、とても重要な経験をさせてもらったと実感しています。

普段の業務内容
所長として、打ち合わせや事務作業など事業所全体の管理を行っています。
具体的には、事業所職員の業務の進捗確認や、経営層からの質疑対応などがあります。また、発注者や協力会社との工程の調整や、作業上の問題がないかの確認をしています。また、毎日の朝礼では当日の作業内容の確認や体調管理の呼びかけといった注意喚起なども行っています。さらに、他社で発生したものも含め事故事例が回覧されるので、事業所内で内容を共有し「現場でも気をつけて」といった注意を促します。その他、請求書や見積書、月次書類の作成などの事務作業や、現場の巡回も行っています。
1日のスケジュール
07:30
1日の業務計画の立案
メール・チャットなどの確認・対応
07:45
朝礼
09:00
事業所内打合せ
10:00
作業日報の確認と整理
12:00
昼食
13:00
現場巡回
15:00
元請け・協力会社との作業打合せ
16:50
夕礼
17:00
請求書や見積書の作成
18:00
退勤
仕事のやりがい

- 仕事のやりがい
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私は約20年間で神戸事業所、仙台事業所、十和田事業所と転勤してきましたが、現在の十和田事業所の職員の大半は転勤経験がありません。そのため、私の神戸事業所や仙台事業所での経験をもとに、会社の考えや方向性を伝え、少しでも共感してもらい、同じ方向を向いて仕事ができるように努めていくことにやりがいを感じています。
また、転勤を通して他の事業所の職員との繋がりを持てたことは良かったと思います。転勤元での経験を振り返ると、大変だったことや家族に苦労を掛けたこともありましたが、事業所ごとに身につけた知識やスキルは様々あり、自分の成長に繋がったと実感しています。
転勤は人それぞれの感じ方があると思いますが、行ってみるとその事業所でしか得られない貴重な経験や交友関係があり、自分の成長に繋がることもあると思います。
- 印象に残っている仕事や苦労した仕事
仙台事業所で行った国道45号線の下にボックスカルバート(箱型のコンクリート構造物)を通す工事が印象に残っています。この工事では、現場管理や測量、位置を出し方などの経験がなかったため、発注者の施工管理の方や現場の作業員、協力会社の方の知恵を借りながら進めていきました。工事は半年から1年近くにわたり、昼間だけでなく、夜間作業や雪の中で作業を行うこともありました。この工事を通して、現場管理や積算など幅広い業務を学びました。
個人的にこの案件が1番大変だったため、その後大変な工事があっても「あの時に比べれば楽だろう」と思えるようになりました。人それぞれの性格かもしれませんが、中途半端にしてしまうと、これまで積み上げてきたものが無駄になってしまうので「とりあえずやり抜く」ことが大切であり、成長につながると感じています。
社風・カルチャー
- スバル興業のいいところ
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社員全員、特に本部長や社長との距離感がフラットなのが特徴です。上司と部下の関係はありますが、壁を感じることはなく、社長や本部長が十和田事業所にいらっしゃると、フランクに「おう」と声をかけられ、「ああ、来たんですね」といった感じで接することができます。社内で「俺は偉いんだ!」といった上司然とした態度を見せる人は少なく、最終的に長く付き合いが続くのは、こうしたフラットな関係を大切にしている人が多いからだと感じています。
また、弊社では年に1回、地域社会振興を目的とする農業プロジェクトで生産されたお米を社員に配る取り組みも行っており、社員やその家族を大切にしようとする姿勢が面白いと思います。
- スバル興業に向いている人
- 様々なことに挑戦して、学びながら努力を続けられる人だと思います。ただ与えられた業務のみこなしているだけでは成長に限界があると思います。課題に積極的に取り組み、努力し続けることが大事だと思います。その様な人が多くいるとさらに良い会社になっていくのではないでしょうか。

今後の目標
青森事業所や十和田事業所では、グループ会社の新事業として道路交通規制業務が本格的にスタートしました。継続的な人材確保に向けて様々な方に協力いただいており、人材の教育も含め事業所を挙げて取り組んでいます。少しでも成長し、この新規事業が売上に貢献できるように、軌道に乗せることが当面の目標です。